☆2000年夏バージョン☆

「早く着くこと」よりも大切にしたいことがある人に。
・根室本線 厚床駅
分類:駅-B-1

今回から駅は駅でもホーム+人が登場。分類を駅-Bとする。
根室本線・厚床といえば、かつては標津線との分岐駅だったはずだが、原野の中に片面が崩れかけたホームに年季の入ったイス、きっとホームの外れでの撮影なんだろうと信じたいが、もはや本当に「それだけ」の駅になってしまったのかもしれないという不安がよぎる。線路を横切る電線とホームの電柱、右端の小屋(待合室?)の存在が駅名標と合わせて辛うじて「ここは駅だ」ってことを表現している。左にある車止めは、そうした過去の歴史をさり気なく表現しているのかもしれない。
何よりも、そうした歴史の流れ、地方の公共交通機関の縮小の流れを見せ付けられた気がするポスターである。


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